ここだけはなおそう

私の教室では11月の終わりか12月のはじめに発表会を行っていますので、
そこへ向けてみんな力いっぱい張ります。
終わった後はなんとなく力が抜けていますが、
じっくりフォームを改善したり、次のステップへ上がる大事な時間ですよね。

毎年、練習に関するアンケートを各家庭に回答いただくのですが、
ほとんどのお母さんがおっしゃるのが、
「ヴァイオリンはやはり難しい。自分の習ったピアノに比べても親のサポートも必要。」
という声が大きいです。

「奏法に関する本を1冊買ってみようと思うのですが、私が読んでも分かりやすいものはありますか?」
とあるお母さんに聞かれ、

これなんかどうでしょう?
と提案した2冊がこちら。
小さな手の  バイオリンのおけいこ
小さな手のためのヴァイオリン・レッスン/松中久義 著
ヴァイオリンのおけいこ/鷲見三郎 著

「それが、これ廃刊になってしまってるんですよ!中古でもすごく高額なんです!」
とネットで調査済みのお母さん。

実は私は実家から持って来ていたので持っているのですが、
なんか得した気分!(*'▽')
昔のお母さんは(私の母親ですら)はこういう本で勉強していたのですね。

最近読んだ本によると、
社会へ出る職業の選択が出来なかったその時代の母親達が、
「子供をヴァイオリニストにすれば、この子はその仕事を全うできる!」
と考え、自分の子供たちに必死でヴァイオリンを仕込んだのだそうです。
演奏家にならなくとも、家で教える事なら、なおさら女性の仕事としては良かったかもしれません。

私が大学生くらいの時ですら、
お見合いするのに音大卒だと有利だから音大に入った。
なんていう話を聞いて、
女性だって職業を自分で選択するのが当たり前だと信じていた私は大きくショックを受けたものでした。

今では女性でも医者や弁護士等、なりたいものは何でもなれるし、
頑張れば家庭と仕事の両立も出来ますよね。
勉強が出来るなら音大なんか行かないでヴァイオリンは趣味で・・・。となるんだそうです。


と大きく話がそれたところで(笑)、

他にも専門的な奏法の本(ガラミアンとかメニューインとか)はありますがとても難しいし、
(図解されていないとなおさら文章で分かりずらい)
最近よく出ている気軽な本は、大人になってから趣味で始める人なども視野に入れて書かれているものが多い・・・。
(時代です)

という所で私がいろんな本を総合的にまとめて
「ここだけは なおそう」
というプリントを作ってみました。
ここだけ1

↑例・左の親指のフォーム
(これ以外に、左のひじ、おさえ方、右腕の角度・・・・と細かくいっぱいあります)

手間はかかりますが、フォームを直す事に意識が向くのと、
「先生はもう言いましたよ!」
と証拠に残るので私にはなかなか良いです(笑)

「○月○日までに なおします」
と本人に期限を決めさせて、書き入れる欄まで付いていて、
半ば脅迫のよう?(苦笑)

ヴァイオリン奏法の知識
↑最近中古で買いましたが、こちらもなかなか良かったです。
ヴァイオリン奏法の知識/菅原英洋 著
しかし、こちらも廃版かもしれません。

おまけ

ここだけ

第3ポジションに移る時の事もあらかじめプリントを渡すと、順序立てて教えやすいので重宝しています。


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これからの進め方

知り合い(同僚)のチェロの先生が上達地図というのを作ったと聞き、
わたしも真似して「これからの進め方」というのを作ってみました。

パクリ?ではありません。模倣です。はい。

進め方

ヴァイオリンを習っていると、初歩的なコンチェルト(べリオやヴィオッティー等が出てくるころでしょうか)にいきなり難しくなって、なかなか弾けなくて嫌になってしまうというのを良く聞きます。
やはり次の段階に来る前に、前もって個別にテクニックをある程度定着させた上で難しい曲に取り組むのでなければ、本人にもストレスがかかるのではないでしょうか。

セブシックなどで、重音、弓の使い方、移弦、ポジション移動など、個別に数小節ずつ(3分くらいの練習)を先に進めていきます。
手間はかかるかもしれませんが、負担は少ないです。
カイザーなどのエチュードも最初はなかなかとっつきにくい子もいますが次第に慣れていくと譜読みも早くなるし、進んでいく喜びもありますね。

ちなみに、チェロの先生にはなかった、「目安の年齢」という項目を付けています。
これはやる気を持ってもらうための欄で、決して落ち込むための欄ではありません。
頑張ればいくらでも挽回できます。
ぜひ、先を目指して頑張りましょう。

ところで、大変久しぶりに生徒の募集をする事にしました。
実は、3歳くらいの幼少の方には何名かお待ちいただいているので(成長を待っています(*´ω`*))
今回は、「経験者」の方の募集とさせていただきます。

春に札幌に引っ越してこられる。というような方がいらっしゃれば、
早目のご連絡をおまちしております。


台湾の楽譜屋さん

台湾旅行に行ってきました。
札響の演奏旅行で2年前に行ったのですが、あまり観光できなかったので今回は振り返りながらの旅でした。

台湾では音楽教室も多数あるようで、プロのオーケストラもいくつかあるそうです。
教育水準も高いという事です。

今回は、台北にある大陸書店という楽譜屋さんを覗いてみました。
弦楽器の楽譜もたくさんあります。

海外からの輸入版も多数、日本の楽譜を中国語に翻訳されたものも多数。
P1040548.jpg  P1040547.jpg  P1040545.jpg

台湾独自のバイオリン教本も何種類かありましたが、内容は日本の物と大差なさそうだったので、
「小提琴教学法」という、奏法を細かく説明している本を買ってきました。2.jpg
このページなどは東洋っぽくて興味深いです。
音を毛筆の線によってあらわしているようです。3.jpg



奏法に関する本と言えば、レオポルド・モーツァルトから始まり、ガラミアン、メニューイン、カール・フレッシュなどたくさんありますが、
これらを踏まえた上であるのか、非常にオーソドックスで分かりやすいです。
でも、中国語なので絵で推測するのみです
が・・・。
翻訳版を出して欲しいです。

さて、本年も残りわずかです。
来年も頑張りましょう!

覚えきれない音楽用語

音楽用語覚えるのって大変ですよね。
ローマ字もまだよくわかっていない子供のうちから、

音符の名前(4分おんぷとか)
速度記号(AllegroとかAndante とか)
強さの記号(フォルテとかメゾフォルテとか)
奏法の記号(スタッカートとかテヌートとか)

レッスンの中で場当たり的に覚えてもすぐ忘れてしまうので、
毎年1回、このカルタに取り組んでいます。

くおんの「音楽カルタ」

「山道をゆっくり歩こうアンダンテ」
「いいお声 充分伸ばそう フェルマータ」

という具合に覚えていきます。
レッスンの中では時間がないので、1月にカルタ大会を予定しています。
優秀者にはプレゼントも用意していますので、参加したい人は冬休みに頑張って練習してきてくれたまえ!

百聞は一見にしかず

ゆびゆみ練習用動画を生徒専用ページにアップしました。

レッスンで習った事を家で練習しようとした時、「あれ?どうやるんだっけ?レッスンでは分かったはずなんだけど・・・。」っていう事、良くありますよね。

そして間違った方法で1週間、2週間・・・と身についてしまったものを、次のレッスンで直してまた一から…。となると先生も生徒も途方に暮れてしまいます。

そういった事を改善するため、試しに「カイザー(練習曲)」を録画して生徒が家でパソコンを介して見られるようにしました。実は
「音間違いがなくなる程度かな。」と大きな期待はなかったのですが、やってみると意外や意外。今まで何度言っても直らなかったクセまで直る生徒もいる程でした。

You Tubeにもたくさんアップされているのですが、なかなか私の期待するものはなく・・・。
カッコよく弾いてみせようとした動画では練習にならないし、
これをマネするのはちょっと・・・。と思われるようなものも少なからずあったりして、お母さん方がYouTubeで探されるのもきっとご苦労であろうと、私がひと肌脱いで、恥ずかしながら動画を録画することに決めました。
丁寧にゆっくり、わかりやすく見やすい動画を目標としていますので、カッコよさはゼロです。
響きすぎていてもよく分からないので、あまり響きのないレッスン室で撮っています。

そして、今回はゆびゆみ練習方法を説明した動画をアップしました。1回のレッスンで進む程度の短い動画を3ステップ分録画しました。指の動かし方や手首など、客観的に見てみたらコツが掴めるかも・・・。と期待しています。
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